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seisakushonokoto
製作所のこと
あれこれ

製作所と名づけたわけ

製作所と名づけたわけ

「ちょっと変わった名前ですね。」と、たまに言われることがあります。

「工務店ですか?」と言われることもあります。

ちょっと変わっていますが工務店ではありません。

小さな建築設計事務所というのがいちばん近いかも知れません。ただそれだけでなく+α を持ちたいと思っています。

 

製作所と名づけたわけは、モノづくりに関わる者として設計からつくる事まで一貫して関わっていたいという想いからでした。

手を動かしてつくることは間違いなく面白いのです。

当製作所のアトリエ建築の時は外壁の杉板を塗装し、構造金物の原寸図を描いて精密機械工場に持ち込み削りだし加工をしてもらいました。

内装の壁塗り、床のオイル塗装、ワイヤー手摺の取り付け、芝棟の植え付け、手洗いボールの加工などなど実際に手を動かしてみなければ分からないことだらけでした。設立当初はヒマだった(笑)ということもありますが。要は好きなことはなんでもやってみるということなのです。でもこの取り組みは大切にしていきたい。

つくりかた、素材の特性、加工のし易さ、温度、柔らかさや硬さ、匂い、さわりゴコチ、家づくりは現場で教えてもらうことが沢山あって、そこで学んだことを吸収して設計に 生かすことが大切だからです。

図面は完璧ではありません。

現場に携わってみてこそ心地よい家ができることを確信しています。

​ー 五つのかなめ ー

・長く使えて飽きのこないこと

・安全な素材でつくること

・ヒトテマかけること

・もったいないを生かすこと

・環境に心配りすること

大切に思うコト

大切に思うコト

会話の端々を見守る

 

ある時お施主さんとお蕎⻨を⾷べに行ったのですがそのお蕎⻨屋さんは林の中にあって鳥のBGMが途切れることなく聴こえている素晴らしいロケーションでした。

その時お施主さんが、

 

「雨の日に来てみたい、雨の日もいいでしょうね。」

 

とおっしゃったんです。

 

「あぁこの人は自分と感じ方が似ているな。」

と思いました。

別に特別なことではありません。しっとりと色ののった、雨の林を想像されたのでしょう。でもそういう、ちょっとした言葉の端々を見守ることが大切だと思うのです。

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設計事務所ってどんな役目なの?

設計事務所ってどんな役目なの?

設計事務所と言っても、一様には説明できないほど様々な得意分野や特徴を持った事務所が あります。ここはあくまで主観ですが当製作所なりの役目を記載しています。

1.家づくりの未知の不安を取り除く役目

初めてのコトは誰もが不安です。予算内でおさまるのか? ローンはどうすればいいのか?要望を汲み取ってくれるのか? などなど。ひとつづつ不安を無くしていきましょう!

住宅ローンを活用される方には生涯設計を含めた無理のない資金計画とシュミレーション プランを提案させていただきます。

2.家づくりの楽しさを伝える役目

暮らしの想像をする楽しさ、自分で何かやってみるDIYの楽しさ、一緒に考え家の輪郭ができていく楽しさ、工事が始まり実際にカタチになっていく楽しさ、 完成してこれからこの家と向き合う楽しさ、楽しい家づくりを応援します!

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3.玉石混淆とした頭の中から宝石を探し出す役目

家づくりの最中、頭の中は夢と希望でいっぱいです。

奥さま:「雑誌に載っていたガラス張りの浴室素敵ね!」 「寝室は暗めで静かな場所がいいわ!水廻りも近くにあると便利ね。」

旦那さま:「オレの書斎もつくってくれよ。ウッディな感じがいいな!」

 

​奥さま:「キッチンには外国製のガスオーブンが欲しいわ。」

 

などなど、本当に必要なもの、そうでないものを会話の中から汲み取り 探し出すことも我々の仕事です。

4.頭の中で描いている希望を具現化する役目

具体的な要望、おぼろげな希望、話しの中で耳を傾け気づいたことなどを基に ご家族の雰囲気、また個人の人柄、趣味趣向など望みを集約していきます。

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5.要望を聞きながら家の輪郭を描く役目

家をつくるときの周辺環境は一軒一軒違います。周りの景色をどう取り込むか、 プライバシーをどう確保するか、ご家族の望みをどう入れ込むか、 模型をつくったりスケッチを描いて分かりやすく説明しながら進めていきます。 家族構成が変わることもあるでしょう。将来を見据えた対応も同時に考えながら そうやって輪郭が決まっていきます。

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6.予算内で納まるようにコストバランスを考える役目

設計事務所は金額を決定することはできませんが、金額を導き出すことはできます。

設計料、工事費、諸経費、さらに細分化した項目をチェックしコストバランスを 考えます。
無理なく身の丈に合った予算の提案を心がけています。

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7.仕様を決めて詳細な設計図を描く役目

お客さまと打ち合わせした内容を基に見積りや工事に必要な詳細な設計図を描き

工務店さんにお渡しします。

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8.施主の代理人として工務店と折衝する役目

工事金額の折衝、工事工程の把握、お客さまが言いづらいこと、疑問に思っている ことなどを代理人となって工務店さんと折衝します。

9.見積もり書のチェックと監理をする役目

工務店さんに図面を渡して終りではありません。見積り書のチェック、着工し図面通りに現場が進んでいるか、また図面では描ききれない部分の現場打ち合わせを行い完成引き渡しまでお付き合いします。現場もIT化が進んでいますので写真や動画の共有で細かな納まりもスピーディーに対応できるようになりました。

10.完成してからの役目

家は建ててから育っていきます。無垢でできた建具、引き出しなどは落ち着くまで少し時間がかかりますので何度か調整に伺います。お庭の相談、ちょっとした模様替えの相談やメンテナンス、リノベーションの提案、定期点検など末永いサポートを お約束します。

製作所とスタッフ
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​製作所とスタッフ

屋根の棟に草が生えた「芝棟」というスタイルのユーモラスなアトリエで仕事をしています。

かねこ建築製作所

アトリエ所在地 〒361-0025 埼玉県行田市埼玉4722-2

TEL/FAX    048-594-2397

ホームページ  http://www.shibamune.net

事務所登録   一級建築士事務所 埼玉県知事登録 第9066号

事務所開設   2005年11月

所員      2名

仕事内容    

住宅・店舗などの設計と監理 小屋・納屋の設計と監理

一軒家リノベ・マンションリノベ インテリアデザイン

古家具・古材を使ったインテリアの提案

店舗什器のデザイン

そのほか建築にまつわるよろず相談

スタッフ

金子 正明

1970年生まれ 県名発祥の地、行田市埼玉(さきたま)で育つ 子供の頃は古墳の池で釣り三昧の日々

高校の頃からログハウスや木工、インテリアに 興味を持つ

専門学校東京YMCAデザイン研究所に入学

インテリア造形科で建築、インテリアデザイン、

家具デザインを学ぶ

卒業し都内の設計事務所勤務

個人住宅、事務所ビル、アパートメント、

病院等の建築設計に携わる

金子正明プロフィール かねこ建築製作所 建築設計事務所 建築家 埼玉県 行田市 01.JPG

2005年 かねこ建築製作所設立

2006年

アトリエ(芝棟の家)建築 以来思考錯誤しながら自分なりのテイストの 家づくりを実践中

 資格

一級建築士 ・ 古物商(公安委員会許可)

『趣味が高じて古道具屋を始めました(笑)』 

古道具ものさしや

 好きなこと

Cafeと器の旅、小さな魚を釣ること、古道具屋めぐり、DIY、Salsa

金子 有子

東京都千代田区生まれ 専門学校スペースデザインカレッジ卒業

都内のインテリアデザイン事務所にて

モデルルーム等のデザインに携わる

2008年〜  かねこ建築製作所スタッフ

 

資格    インテリアコーディネーター

      福祉住環境コーディネーター

      照明コンサルタント

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好きなこと 自然食やマクロビ的な料理、 街歩き、美術館巡り

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